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なら燈花会

110811_1なら燈花会」というイベントが奈良市中心部で行われているとのことで、昨秋の遷都1300年祭以来で奈良を訪れた。燈花会とはどんなものか簡単に言うと、筒状の容器の中にろうそくを立てて、それを各所にものすごい数地面に置いていき、夜の幻想的な光景を作り出すという集客イベントである。何だ、京都花灯路のパクリやん、と思ったら何と1993年から始められた行事とのことで、京都花灯路よりも歴史的には古いのである。パクったのは京都だったのか。

さて奈良に着いたのは夕方頃で、19時から始まる燈花会にはまだ早い。市内をぶらぶら歩きつつ、普段は17時で閉まる興福寺の国宝館が特別に遅くまで開いていたので訪れてみた。ここにはあの三面の阿修羅像が納められていることで有名だ。確か1300年祭のときは、この阿修羅見たさでものすごい行列ができていた覚えがあるが、この時間帯だと人も少なくゆったりじっくりと鑑賞できた。それにしても国宝の仏像等があまりにも数多くあり、ふつうは国宝1つだけでもすごいものなのに、かえってすごさに麻痺してありがたみが薄れてしまうような感覚すらあった。撮影禁止なので記事には載せられないのが残念。是非実物をご覧いただきたいものだ。
110811_2jpgようやく夕闇が訪れて、燈花会が始まった。この灯籠、夕方ぐらいから一斉に準備を始めるようで、まずは容器を置き、次いでろうそくを入れ、時間になったらライターで点火していく。大人数のボランティアが人海戦術でやっているが、それでもすごい数だ。ちなみに、この灯籠、近くで見るよりも遠目で見た方がより美しい。間近だとまばらな感じが目立ってしまうが、遠くからだと折り重なって全体が光っているように見える。まさに天の川銀河と同じ理屈である。

この日はクリスタルボウルという楽器の演奏も会場の一郭で行われていた。幻想的な鐘のような音色が風景とマッチしていた。それで、ぼちぼち帰ろうとして厄介なことだったのは、会場が一部一方通行になっているということだ。駅へ帰りつつ浮見堂も見ていこうと思ったら、一方通行逆走になってしまうので遠回りを強いられた。もうちょっと案内図でそのことを強調しておいてもいいのではなかろうか。

まあでも21時近くになっても奈良市街にこれだけたくさんの人が出歩いているというのは結構なことだろう。駅近くの飲食店はどこも盛況のようだった。普段は繁華街ですら店が閉まるのも早く閑散としている奈良の街に、人を呼び込むのには十分な効果を上げていると実感した。

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