長崎訪問
職場の親睦旅行で長崎を訪れることとなった。47都道府県中未踏で残る数県のうちの一つを塗りつぶす機会ようやく到来である。
新幹線で博多まで行き、長崎本線の特急かもめに乗り換える。しかしこの博多〜長崎間がすこぶる長い。線形は悪く、途中からは単線になった。やがて左手に有明海、そして諫早湾を仕切る堤防が見えてきて、さらにしばらく進みようやく長崎駅に到着。駅前に掲げられた長崎新幹線誘致の看板の気持ちもよく理解できる。
駅からは観光タクシーに分乗し、龍馬ゆかりの地を中心に市内を回る。風頭公園の龍馬像から始まって亀山社中跡地、龍馬のブーツ像などを訪れる。どうも昔からあるスポットというよりも後付けで作られた感が強いが、それでも昨年は大河ドラマの影響でたくさんの観光客が押し寄せたそうだ。
次に眼鏡橋を訪れる。確かずっと以前に豪雨があった覚えがあったが、確かに30年ほど前の水害で壊れており、その後修復されたものだそうだ。周囲にたくさんの提灯やハリボテのオブジェがあるのは、旧正月にランタン祭というイベントをするためのものだそうで、夜には明かりが灯る。ちなみに川岸の石組みの中にハート型の石があるそうだ。
続いてオランダ坂、大浦天主堂を車窓から見てグラバー園に入る。もとから建っているのでなく移築されたものも多いが、グラバー邸をはじめとする洋館が並んでいる。庭園の向こうは長崎湾に浮かぶ大型船。それにしても雪が降ってきて寒かった。
今回泊まるホテルは、川を挟んで市街地の反対側の山にあり、窓から見える長崎の夜景が美しい。いろいろ回って感じたのは、神戸に似ているということ。街の背後にすぐ山が迫り、急坂と洋館が立ち並ぶ姿はまさに神戸である。
ホテルでの食事を済ませたのだが、時間が早かったのとまだ物足りない感があったので、再度街へ繰り出してちゃんぽんを食べに行った。思案橋にある「康楽」(かんろ)という中華料理店でちゃんぽんをいただく。スープの見た目はとんこつなのだが、味はあっさり薄塩の白湯。具材はキャベツにモヤシ、なると、豚肉などたっぷり入っているが、小さいカキらしきものが入っているのが意外だった。麺はちゃんぽんとしては標準の太麺。一応タクシーの運転手さんに評判を聞いて行ったのだが、まあ普通という感じ。こうして長崎の夜は更けていく。
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