魚・初捌き
某筋から、釣ってきた魚のお裾分けをいただいたのだが、釣ってきたそのままの姿だから処理しなければならない。魚の料理なら今までもやってきたが、既に切り身になっているものか、丸ごと焼くだけといったものばかりだったので、魚を捌いて処理するというのは、おそらく生まれて初めてだ。魚はスズキの幼魚らしい。セイゴ・フッコなどという呼び名があるようだが、見ただけでは何かわからない。
とりあえず、ウロコを取らねばならんだろう。包丁でしっぽの方から頭に向けてひっかいて落とすのは見たことがあるが、これはピーラー(皮むき器)を使った方がうまくいくに違いないと思ってやってみると、大正解。しかし、全部で5匹、結構めんどくさい。魚屋で売られている魚はみなこの処理済みなのだろうか。
次は内臓を取るのだろうなと思って、腹から開こうとするが、思いのほか固くてなかなか切り込めない。何とか腹を開いて、内臓を取り出していく。それにしても、腹びれの部分をどうすればよいのかよくわからない。腹びれを引っ張ったら内臓が取れると書いてあったが、そうならない。胃袋の部分には、小さい魚がそのまま入っているものもあった。こいつはけっこうお腹いっぱいだっただろうに、欲張ってさらなるエサを食いに行って釣り上げられてしまったわけだな。
内臓には消化器系と循環器系があるようだ。循環器系の方が心臓とかいわゆる血合いというやつか。臓器と言うより単に血が溜まっているという感じのところもある。これは洗い流して取り除くしかないようだ。というわけで何とかすべてを捌き終わって、香草焼きと塩焼きにしてから保存することにした。だが後からネットで調べて見ると、エラも取っておくべきだったということに気がついたが後の祭り。どうりで心臓とか血合いの循環器系を取り除こうとしたときにエラとつながっていて取りにくかったわけだ。
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