しまなみ紀行(交通編)
しまなみ紀行、本編に入れると長くなるので、鉄道等交通編をおまけとして本稿に記載しておく。
まずは初日の福山駅前。駅の南側は改修工事中で雑然としている。高速バスは2番乗り場からとなっているが、その場所も暫定的にずらされているようだ。
しまなみライナーの福山-今治間は正規料金だと片道2400円だが、駅前にある金券ショップで回数券を売っていた。2枚で4050円だったので、1枚あたり350円お得。ちなみにバスはすべて自由席。1時間に2本ほどの頻度で出ており、今回の利用時は福山駅からの乗車は数名程度とガラガラであった。自動音声の車内アナウンス時、前振りで流れるジングルはもちろん「瀬戸の花嫁」。
バスは福山駅を出ると国道2号線を西へ進み、尾道市内領域には入るが、尾道駅前などの市街地は通らずにそのまましまなみ海道へ進入していく。つまり尾道からバスに乗る場合は別の系統になっているということのようだ。車窓からはその名のとおり瀬戸内の島並が展開される。ところどころの橋で歩道部分を行き交う自転車旅行者の姿も見ることができた。
話は飛んで2日目、自転車旅行のゴール後、自転車を返して尾道駅前へ。駅前にはやはり尾道ラーメンの店もちらほら見かけたが、残念ながら時間がなくラーメンを食することなくすぐに出発。尾道駅と新幹線の新尾道駅も数キロほど離れていて、移動をどうするのかよく分からなかったが、駅前から路線バスが1時間に2、3本ぐらいの頻度で出ているようなのでそれを利用した。バスで10分少々要した。走っていくにはちょっと距離があるようだ。
新尾道駅にはこだましか停車しない。1時間に1本程度しか来ないので、もし自転車での到着が遅れたらかなり痛手となるところだった。
さてやってきたこだま748号は、500系車両での運用だった。のぞみ時代には乗ったことがあるが、こだま降格になってから乗るのは初めてだ。最速の時速300kmを誇った名車にこの仕打ちとは、何ともおいたわしやとしか言いようがない。
500系こだま車内には、あくまで子供向けだが運転台を模したものが置いてあるそうなのだが、残念ながら1駅のみわずか10分程度の乗車では見に行く時間がなかった。次の福山で降りて後続ののぞみに乗り換え。なぜか福山では激しいにわか雨が降っていた。自転車に乗っているときにこんな雨に遭わなくて幸いであった。
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