タンポポ 【京都ラーメン紀行】
まさかの、というよりも案の定のラーメンダブルヘッダー。夜の部は昨日の千本通りをさらに北進を続け、佛教大学の先で少し右に屈曲した先あたりにある「タンポポ」を訪れた。自転車で向かうが、北に行くほど結構上り坂になっているのがよくわかった。この辺にある食べ物屋だと佛大生をターゲットにしているのだろうか。
店先の看板には「味にちょっと自信あり」と書かれており、「自信がある」と高飛車なのか、一方で「ちょっと」という言い方も微妙ではある。店内はカウンターと座敷席がいくつか。先客は二人連れのみ。ラーメンとつけ麺もあるようだが、昔からあるであろう、ラーメンの方を注文。
出てきたラーメンは、背脂しょうゆのこれまた京都ラーメンなのだが、それよりも先に目がいくのは、スープの水面一杯に振りかけられた一味唐辛子である。いかにも辛そうな赤い色合いだが、見た目ほどには辛くない。ただ、見た目ほどではないだけで、普通よりは辛い。辛いのが苦手な人は予め唐辛子なしをリクエストすることもできるそうだ。
麺は標準的なストレート麺。堅さを何も言わなかったのだが、デフォルトでは私的にはやや柔らかめに感じられた。他にメンマ、チャーシューが入っていて、このチャーシューが秀逸である。特に脂身の部分がトロトロととろけて実に美味である。チャーシュー1本丸ごとでも持ち帰り用に売っているようだが、その需要は十分にありそうだし店の自信の程が伺える。並なのにそれなりの大きさ・厚さで3枚ほど入っているのもうれしい。
ラーメン(並)650円
この店も結構歴史は古い方だそうだが、代替わりして多少味やメニューが変わったとの評もあるようだ。とはいえ昔の味を知らないので何とも言えないが、これはこれでいいと思う。
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