鶴はし 【京都ラーメン紀行】
京都ラーメン紀行もいよいよフィナーレが近づいてきた。まだまだ選択肢はたくさん残っているのだが、一乗寺方面へ向かう。東大路と北泉通りの交差点を少しだけ上がったところにある「鶴はし」を訪れた。あまりぱっとしない見栄えだが、これまた有名店の一つなのだそうだ。
店内は手前にテーブルがあり奥にカウンター席が並ぶ。先客は5、6名ぐらい。厨房でおやっさんが調理を仕切っている。メニュー左端がふつうのラーメンだったのだが、ついつい右端に目が行ったのでそれを注文。
出てきたラーメン、うず高く積まれたこの黒い物体は、岩のりである。そう、これは岩のりネギラーメンとメニューにあったもの。この店は結構創作的なラーメンがあることでも知られているそうだ。スープは、ごく標準的なしょうゆで、表面に白っぽくわずかに茶色味を帯びた脂が薄く拡がっているが、粒々の背脂ではなく、味もごくあっさりとしている。自分では判別できなかったが、鴨ベースのダシなのだそうだ。
麺は白色系の太さ標準ストレート麺。岩のりをスープでふやかしつつ麺とからめながら食す。何か海苔の佃煮でご飯を食べるようなイメージでラーメンを食べている感じだ。これはこれで面白い。
岩のりネギラーメン 650円
卓上の壺に入った辛子ニンニク味噌を入れると、シンプルなしょうゆスープが俄然ワイルドな味に変わった。
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