珍元 【京都ラーメン紀行】
大寒波が襲いかかった冬の日、こんな夜はやはりラーメン、ということで壬生川通仏光寺下ルにある「珍元」を訪れた。ずいぶん年季の入った店構えである。店内はコの字型にカウンター席がずらり、さほど広くはない。街中の大衆食堂という雰囲気である。おばちゃんが1人で店を切り盛りしている。
ラーメンが出てきたのを見て、大盛りを注文したことを悔やむ。すんごい量だ。スープはやや濁りのある濃い色合いのしょうゆ。口にしてみると生姜の香りが漂う。これは珍しい。油気はやや多めだが、くどいという感じはない。
麺はやや細めのストレート。茹でかたが若干柔らかめなのが残念。それにしても、すごい量なのでこの後完食までそうとう苦労することとなる。チャーシューも食べ応えのある弾力タイプ。他にメンマと刻みネギ。
合わせて頼んだギョウザは、何と8個入り。王将とはまた違った趣だがちゃんと手作りの暖かみのある出来映えだ。酢醤油にラー油を垂らした自前のタレでいただく。これはお腹一杯だ。
中華そば(大) 550円
ギョウザ 250円
ビール(小) 330円
中華そばの並は450円というのだから驚きだ。今時ラーメン標準サイズでワンコイン切りなど滅多に見かけない。コストパフォーマンス最高、味もなかなか侮れない。
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