志七そば 吉田屋 【京都ラーメン紀行】
百万遍を東へ、京大農学部前バス停よりやや東に進んだところにある「志七そば 吉田屋」を訪れる。本当はもっと先の聖地一乗寺を目指しているのだが、その手前の今出川通りでもまだまだラーメン屋があるのでなかなかたどり着かない。
店内はぐるっとコの字に並んだカウンター席と、奥に一つだけテーブル席。先客は3組ほど。ここのスタンダードのラーメンとチャーハンのセットを注文。同時に出てきたのは写真を撮る者にとってはありがたい。
スープはごく薄く澄んだタイプ。味は、魚介系のダシが効いた超あっさり系である。かつおダシを惜しみなく使い、化学調味料は一切使っていないとのこだわりがメニューにも書かれている。麺は、細めのストレート。色合いはほとんど日本そばのそれに近いカーキ色、茶色系である。というよりも、これはラーメンよりもかなりそばに近いイメージの仕上がりである。
他にチャーシューはまあまあよし、メンマは味がよくしみており秀逸。こってりのいわゆる京都ラーメンに慣れてしまうとちょっと物足りない気もするが、これはこれでありだろう。数量限定で「濃口」のラーメンもあるそうなのでそれを試してみるか。セットのチャーハンも、半分とかではなくレギュラーサイズのものが付いてくる。脂っこすぎずパサパサしすぎずでなかなかよい。
志七そば・チャーハンセット 850円
ラーメン単品が600円、チャーハン単品が500円なので、まあお得といえよう。スープを飲み干すと、「完食深謝」のメッセージが現れた。
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