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京都 五行 【京都ラーメン紀行】

091224_1イブだろうが関係ない。今日は平日、仕事だ。そもそも我々はキリスト教徒ではない。今年最後のわか練ではシャンパンとケーキの振る舞いもあった。

散会後はやはりラーメンで暖まろうと思い、柳馬場蛸薬師下ル、ほとんど錦小路に近い辺りにある「京都 五行」を訪れた。東京と博多にも系列の店があるようだ。蕎麦屋の飲んでつまんで麺で締めるというパターンをラーメンで行う「中華麺酒家」というのがコンセプトなのだそうだ。

もと由緒ある町屋を改造した店舗で、入ってすぐのところにはカウンター席が6つほど。中庭を挟んでテーブル席があるようだ。さらに2階と離れにも席があるようだが、見通すことはできない複雑な構造の店である。カウンター席とはいっても、かなりおしゃれなバーのような雰囲気である。

091224_2おそらくここの看板メニューであろう、焦がし醤油麺を注文。この店は注文を全て「枚」でカウントするのがお約束らしい。生ビール1枚入りました、焦がし醤油1枚入りましたとのメッセージが飛び交う。

席からキッチンが見えるのだが、中華鍋でボワッと炎を立てながら調理。これが焦がし醤油になるのだろう。出てきたラーメンのスープは、かなり濃いめの茶色で、トロッとした感じ。熱いので注意するよう言われたが、その通りずいぶん熱い。おそらく脂がたっぷり入っているため、なかなか冷めないのだろう。焦がし醤油の風味と脂気で独特の雰囲気を醸し出している。これは今までに食べたことのないタイプだ。

麺はやや太めの平打ちストレート。博多ラーメンの麺を太くしたイメージである。これも今まであまり見かけない独特の麺だ。コシも強く、面白い。ただ、麺もまた熱い。他に、サイコロ切りされたチャーシューが入っていて食べ応えがありなかなか秀逸。あとは炒めキャベツ、なると、半熟ゆで卵などが含まれていた。

話は注文時に戻るが、夜は飲み屋モードになっていて、どうも付き出しは断れそうにない感じだったので、豆とひき肉のトマトカレー煮込みの方をいただいた。これもまずまずである。

焦がし醤油麺 850円
生ビール 550円
お通し 300円

コストパフォーマンスとしては論外と言わざるを得ないが、まあたまにはこういう贅沢もよかろう。というかラーメンだけでなくちゃんと飲みで訪れてみたい店である。

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