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中国食府 上上 【京都ラーメン紀行】

091017_1自宅近くでラーメンを。四条大宮を少しだけ下がったところにある、「中国食府 上上」を訪ねた。上上と書いて「シャンシャン」と読ませる。上海と同じ読みということか。

ここはラーメン専門店ではなく、歴とした中華料理店である。それもコンクリート造りのおしゃれな建物。1階と、2階にも席があるようだが、お一人様は基本的に1階にあるカウンター席を利用するようだ。先客が2人ほど。

091017_2メニューも一般的な中華料理がずらっとある中で、麺のページの筆頭にあった天津ろう麺を注文。しばらくして出てきた。見た目は八宝菜か酢豚かと思うような、あんかけ野菜である。白菜に豚肉、タケノコ、ニンジン、木耳などなど具だくさん。いつものラーメンでは栄養バランスとしてはちょっと…という感じだが、このラーメンならヘルシーな感じだ。ふつうのラーメンならネギが盛られるところが、キュウリを細かく刻んだものとなっている。

で、肝心のお味だが、ほとんどあんかけの味で、ラーメンというよりも中華のおかず一品そのものだ。そしてこのタイプは熱いまま食うことになるので、ヤケドは要注意だ。

具を掘り起こしたところでようやく麺が現れる。茶色みがかった細めのストレート麺。そしてちょっと変わっているのが、お好みでどうぞと出された調味料が酢とカラシ。酢を入れるとさらにさっぱりした口当たりになる。カラシを入れるのは何でかしら。おでんのような感覚か。

天津ろう麺 780円

結構ちゃんとした中華料理にしては、比較的リーゾナブルな価格だろう。ラーメン紀行で、というよりも、しっかりディナーとしても試してみたい店である。

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