○竹食堂 【京都ラーメン紀行】
すっかり涼しくなってラーメン向きのシーズン到来。今日は中立売通智恵光院下ルにある「○竹食堂」を訪れた。○竹という特徴あるネーミング、やはり先日行った麺屋○竹の姉妹店としてオープンしたもののようだ。ネット上のサイトの中にはここに「新座」という店があるという記述もあったが、以前の話であり、その後釜にこの店がオープンしているらしい。「自家製麺」「名物牛そば」と書かれた看板が目立つ。
店内はカウンター席とテーブル席がいくつか。先客は1名のみ、店の切り盛りも男性1人のみ。メニューの中で中華そばなら塩がおすすめと書いてあったので、それを注文。
現れたラーメンは、透明なスープ。魚介系ダシがよく効いたあっさり味だ。確かに麺屋○竹の時と通じるものがある。ちなみに味の濃さはある程度リクエストが効くらしいので、物足りない人は濃いめをオーダーしたらいいだろう。麺は白みがかった中太のストレート麺でコシがある。チャーシューは肉厚でジューシー、これはなかなかうまい。他に細く切られたメンマ、煮玉子、ワカメなど。
どうも、ここのラーメンは沖縄そばをかなり強く意識したつくりのようで、卓上には「唐辛子クース」(泡盛に唐辛子を漬けたもの)とか「ヒバーチ」(八重山特産の島コショウ)が置いてあった。途中で唐辛子クースをちょびっと垂らしてみると、あら不思議沖縄そばに早変わり。
中華そば・塩(並) 700円
量的なコストパフォーマンスはやや物足りないが、味は大変結構。
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