鞍馬の火祭り
時代祭と同じ日の夜に鞍馬の火祭りが開催されるとのこと。わか練を終わって20時過ぎだったが、祭は0時ぐらいまでは続くようなので、この機会に訪ねてみることとした。叡山電車はおそらく超混雑なので、わか練終了後そのまま自転車で向かうこととした。
…しかし、鞍馬は思った以上に遠かった。しかも登りが続く。道は鯖街道逆コースがわかっているのでそれをたどるが、夜中のクリーンセンター周辺何ぞ誰もいない。たまに車が通る程度。ここで誰かに襲われたり、自転車がパンクしたりしても誰も助けてくれないだろうという状況で、ひたすら登りの自転車漕ぎ。くじけそうになった。
ようやく鞍馬が近づいてくると、途中で道路脇仮設のバイク・自転車駐輪場があって、鞍馬まではここで置いて歩けとの指示があった。しかし、そこから鞍馬までがまた遠い。1km近くはあったんじゃなかろうか。やがて鞍馬の街並みが見えてくると、あちこちの軒先でかがり火を焚いている。なかなか幻想的な光景だ。初めて見た。
叡電鞍馬駅の近くになると、突如巨大な人だかりに遭遇。ここから先が火祭りなのだな。遠くの方で、大きなかがり火が焚かれているようで、夜空に次々と火の粉を巻き上げていた。しかし、人が多すぎて近寄れない。全く動かない。しばらくはこの火を眺めたりカメラに収めたり。
火祭りではたいまつを掲げた若い衆が掛け声を出しながら練り歩く、ということだったような気がするのだが、それはもっと向こうの方でやられているようだ。かすかに掛け声が聞こえるときもあった。これ以上は進展がなさそうなので、撤退。鞍馬駅ではあり得ない数の群衆が電車を待つ大行列を作っていた。
帰り道はほとんど下り基調なので楽々。それでも距離はあるのでそれなりに時間がかかる。ケツが痛くなってしまったがな。
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