ホテルパコJrススキノ
今回北海道マラソンの宿泊に利用した、「ホテルパコJrススキノ」、実は天然温泉の大浴場を有しているとのことで、早速リサーチしてみた。ここはパコグループの系列ホテルの1つだが、その全てに温泉というわけではなく、ここがたまたま温泉付きということのようだ。
宿泊客は午後1時半から翌朝10時まで風呂を利用することができる。ところが、いわゆる日帰り入浴は、以前はやっていたようだが最近やめたみたいで、併設するマッサージやアカスリを利用する客に対して午後1時半から翌朝2時まではついでの温泉利用を認めている、という仕組みのようだ。温泉のフロントは地下1階にあって、そこでルームキーと風呂のロッカーキーを交換して、エレベーターで男性は2階、女性は3階に上がる。
浴場は普通の銭湯ぐらいの広さはあるだろうか。カラン等も比較的よく整備されている。シャンプー・ボディーソープも備え付けなのだが、シャンプーが毒々しい青色だったのが何でだろう。そして何と言っても目を引くのは中央にある大きな温泉浴槽。驚くべきことに見事な茶色である。濁っていて味は塩辛いのとわずかな苦み、塩素臭は気にならなかった。ちなみにこの温泉は飲用でも効果があるようで、浴室内に飲泉の蛇口があった。
他にはブラックシリカを通したと称しているが見た目はふつうの浴槽と、サウナ、よく冷えた水風呂があった。
さらに、別フロアに露天風呂もあるとのことだが、ここへのアプローチが変わっていて、外に設けられた階段を2階分ほど上がったところにあるのだ。ここは全て温泉浴槽で、寝湯もいくつかあり、大きな壁掛けテレビがドンと鎮座しているという造りだった。
掲示によれば、ナトリウム-塩化物強塩泉(高張性中性温泉)で、源泉温度は36℃、四要素は加温あり、加水なし、循環あり、消毒ありであった。
★★★★☆ お見それしましたの★4つ。
たかだかホテルのおまけのなんちゃって温泉ではないかと見くびっていたのだが、予想外のハイレベルにびっくり。新コース後の北海道マラソン定宿にしてもいいかも。ただし、フルマラソン後に股ズレ・脇ズレした体で温泉浴槽に浸かると、傷口に塩を塗ることになる。
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