麺や高倉二条 【京都ラーメン紀行】
今宵もわか練は真夏の夜のインターバル。メニューは900m×4本。相変わらず100m程後ろからスタートのハンデ戦だが、追い抜きポイントが遅れ気味、全力で走ってないでしょうとツッこまれてしまった。
ラン後は御所からまっすぐ下って高倉二条の南東角にある、その名も場所そのまんまの「麺や高倉二条」を訪れる。平日の夜8時過ぎだというのに、並んで待つ先客が1人。どうも店内はカウンターが10席足らずと、かなりキャパが小さいせいもあるようだ。店は結構若手の兄ちゃんが一人で切り回していた。
店内の掲示や、漂う香り、茹でる前の麺の様子からして、ここは蕎麦屋かと思う程である。掲示では全粒粉で作った麺だと標榜していた。
注文したのはつけ麺。見た目はざるそばとほとんど変わりない。細かく刻んだ白ネギと厚めのメンマが盛られている。そしてその後すぐに付け汁が出されるが、この香りは鰹!。味も鰹だしがとてもよくきいている。店内掲示には「魚介豚骨」と書いてある。いわばかなり和風ダシにシフトしたラーメン汁というところか。これはいったいそばなのか、ラーメンなのか、非常に悩ましい限界事例だろう。だが、味、麺の歯ごたえ等のバランスはとてもよく、どちらにしてもうまいのは確かだ。付け汁の中にもかなり厚めでトロトロのチャーシューと煮玉子が入っている。
麺を食べ終わった後も、残った付け汁をもう少し薄くして雑煮ぐらいの味で飲めるとうまいんだが…と思っていると、麺の煮汁を付け汁鉢に入れてくれるとのことだった。つまりこれはそば湯と同じではないかっ
味玉つけ麺 880円
ラーメンと分類していいのかは微妙だが、新ジャンル、あるいは流行の言い方をすればハイブリッド型というところか。店を出ると、今度は3人並んで待っていた。人気の程が伺える。
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