何を今更エヴァンゲリオン
アニメの「エヴァンゲリオン」(正確には「ヱヴァンゲリヲン」と表記するようだが)といえば、もう今から10年ちょっと前にTV放映されていた作品だが、なぜか今になっても盛り上がっているそうだ。西暦2015年、その15年前に起きた「セカンドインパクト」という謎の天変地異ですっかり変わり果てた世界。突如人類を襲ってくる謎の「使徒」を倒すための汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオンは、なぜか14歳の少年少女しか操縦できないという、実に謎だらけの設定だ。
ところが本放送では散々謎だらけにしておきながらそれらを紐解くこともなく、訳のわからん終わり方をしてしていたのだが、それらを補完するような映画が後からポツポツと上映されているそうなのだ。また、なぜかパチンコのキャラクターにも使われていて、それまでこの作品を知らなかったのにパチンコ経由で知った人も多いという随分数奇な経過をたどっている。
最新版の映画も最近上映され、その前の映画も地上波TVで放映されるそうだ。何を今更、と言う感じだが、結局見てしまうんだろうな。
それはそれとして、この作品のオープニングテーマが大変印象的で、今でも様々なオマージュに使われているようだ。その中でも2ちゃんねる系の替え歌が絶品だったので紹介しておこう。歌詞は若干気に入らなかったところを個人的に修正。もと歌は「残酷な天使のテーゼ」。
「残酷なニートのテーゼ」
残酷な社会の底辺 青年よ ニートになれ
老いた親が今 部屋のドアを叩いても
画面だけを ただ見つめて
微笑んでる あなた
暇を潰すもの レスすることに夢中で
就職さえ ままならない 痛いだけの日々
だけどいつか気付くでしょう その暮らしには
遥か未来目指すための 夢がない事
残酷なニートのテーゼ 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしるやる気の無さで 両親を裏切るなら
このドアをいまだ出られぬ 青年よ ニートになれ!
(ニート もうダメぽ ニート うぜえ)
ずっとパラサイト 家は私のゆりかご
また今夜も 夢の2ch(ニチャン) 眠らず朝が来る
細いケーブルを 月明かりが照らしてる
世界中の人と共に 消え去りたいけど
もしも友と逢えた時に 語り合うなら
奴は聞くよ 「お前は今 何をしている?」
残酷な社会のルール 苦しみがそして始まる
両親の他界目にして 現実に目覚めたとき
誰よりも世間を知らぬ 青年よ ニートになれ
親は金を残して逝き 未来を憂う
社会なんて出れないまま 私は生きる
残酷なニートのテーゼ 窓辺からやがて飛び立つ
ほとばしるやる気のなさで 両親を裏切るなら
このドアを永久に出られぬ 青年よ ニートになれ!
--------
…しかし、これは「ニート」ではなく「引きこもり」やね。
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