麺屋○竹 本店 【京都ラーメン紀行】
職場の近くにある店で、前からわか練帰りに狙っていたのだが、実は20時閉店、しかも麺品切れの場合それより早くに閉店となってしまうため、夜では入れないことが判明。それならば昼行くしかない、ということで昼休みに突撃。
竹屋町通堺町西入ルの「麺屋○竹」である。○竹と書いて「まるたけ」と読ませる。通り名の数え歌「丸竹夷…」から由来しているのだろう。人気がある店でしかも昼だから行列必至かと思ったが、運良く満席になる直前に滑り込むことが出来た。カウンターばかりの10数席ほど。見た目和風の割烹のような雰囲気である。
それもそのはず、この店は店先に「魚出し」とデカデカ掲げるように、海産物系のダシを効かせるのが特徴なのだそうだ。というわけで、中華そば煮玉子入りを注文。
出てきたラーメンでまず目を引くのは、海苔に白く書かれた店の名前。ずいぶん凝っている。そして煮玉子にも丸の中に竹と書かれた焼き印がしてある。スープは澄んだ感じで、鰹だしをはじめとする海系ダシであっさりと味わい深く仕上げられている。ラーメンと言うより、正月の雑煮の塩味を強くしたというイメージだ。麺は中ぐらいのやや縮れた麺で、これは自家製麺だそうだ。チャーシューは炙ってある。
特に秀逸だったのは意外にも煮玉子。旨味ダシが効いていて、ややトロっとした黄身にしみこんでいる。玉子追加したのは大正解だった。
名物中華そば(並・煮玉子入り) 830円
他にも背脂醤油とか、つけ麺、玉子かけご飯定食(!)何てのもあって、また試してみなくては。
(後日追記:その後、当該店舗はラーメン店としては終了し、「○竹精肉店」となっている。奥にはイートインスペースがあり、ステーキ丼といった肉系の食事は提供されているようだが、ラーメンはない。)
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