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耳よりな話

といってもお得な話というわけではなく、今日3月3日はひなまつり、でもあるが耳の日なので耳のお話。

先日私のお気に入り番組「所さんの目がテン」でも耳の科学が取り上げられていたが、見ていると目から鱗ならぬ耳から鱗の話がいろいろあった。耳掃除が気持ちいいので結構やってしまうものだが、耳掃除が必要なのは入り口から1.5cm程度の浅い部分までで十分、それより奥は皮膚を傷つける恐れがあるのでやってはいけないのだそうだ。

というのも、耳穴の表皮は奥から新しくできて、だんだん手前に移動してきて、入り口付近に生えている耳毛にブチあたるのでそこで剥がれて耳垢となるからだ。従って、耳垢は入り口付近にしかないから奥まで掃除する必要はない。さらに、耳垢(その元となる表皮)にはリゾチームという成分が含まれており、殺菌作用がある。耳垢のおかげで耳からばい菌が侵入するのを防いでいるのだ。耳垢を全部取りきってしまうのはかえってよくないので、耳掃除は1ヶ月に1回程度で十分なのだそうだ。それは知らなかった!耳掃除かなりしまくっていたがな。

また別の話で、耳垢には乾いたタイプと湿ったタイプがある。これは遺伝で決まるものだそうで、日本人の場合、湿ったタイプは16%程度とのことだ(Wikipediaの受け売り)。私は湿ったタイプ。ただ、元々は人類的には湿ったタイプの方が先にあり、そのあと「寒冷地仕様」として乾いたタイプが生まれたようだ。日本の場合、元からいた縄文人は湿ったタイプで、後に大陸から乾いたタイプの弥生人が流入してきて、弥生人の比率の方が多いから今の日本人は乾いたタイプが多いというわけだ。

ただし、遺伝子的には湿ったタイプの方が優性遺伝するので、将来的にはその比率は逆転するかもしれない。まあ、どうでもいい話だが。耳垢だけにお耳汚しのお話で失礼いたしました。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

ヘーそうなんや~
耳垢って外からの誇りがたまって出来るものと
思っていたわ

私1ヶ月に1回耳掃除するかしないかなんだけど
殆ど耳垢がなくってつまんないのよ。

昔はポロっと大きいのが取れた時はなんか嬉かったんだけどね。

加齢で新陳代謝悪くなったんやろか?

投稿: Kちゃん | 2009/03/04 08:10

耳よりやわ!

わたくし、いつも手元に耳かきがないと落ち着かない人です(笑)
徐々に控え目にしていきたいと思います。。。

Kちゃ~ん元気???

投稿: しげおっち | 2009/03/04 12:28

そ、そーなんすか!!
お久しぶりでございます

僕も、毎日耳掃除しています
なんでかわからないのですが体質的なのでしょうか、耳内部の皮が毎日毎日とれるのです
すぐかゆくなるので とってしまうのですが、
1ヶ月に1回???

どんだけー黙るのでしょうか??恐ろしいです
これからも耳掃除控えようと思います
耳よりな話 ありがとうございましたm(__)m

投稿: riyo | 2009/03/05 13:30

コメントありがとうございます。

確かに耳垢の構成物は耳穴の表皮細胞だけでなく、ホコリや汗や耳毛なんかも含まれていると思います。

耳垢を取らなさすぎて詰まってしまうようでは聞こえにくくなって問題ですが、そうでなければ常にピカピカのスッカラカンにする必要はない、ということのようです。

耳掻きが気持ちいいのは、耳穴も一種の性感帯だからという説があります。特に、耳穴の奥になるに従って皮膚が薄くなり、骨や神経に当たるようになると気持ちよく感じてしまい、ついついそこをよく掃除したくなるのですが、実はその辺りには耳垢はないので、耳掃除としての意味はないのだそうです(これも番組受け売り)。

投稿: くりりん | 2009/03/05 23:23

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