湯あそびひろば 渚の湯
京阪沿線は京都の自宅からもアプローチしやすいということがわかったので、京阪沿線にも進撃。御殿山駅から徒歩5分程のところに「湯あそびひろば 渚の湯」がある。
実はここ、自分がFRUNのオフ会にデビューした時に皆が寄った風呂だったのだ。1999年1月15日、枚方新春走ろう会の打ち上げだった。その頃は風呂にシャンプーや石けんを持っていくということすらわかっていなかったものだ。あれからもう10年。感慨もひとしおである。
入浴料は銭湯料金の410円だが、640円でサウナなどが付くロイヤルコース、1070円で岩盤浴も入れるコースがある。岩盤浴は興味ないので、ロイヤルコースで入ってみた。ロイヤルコースだと仕切られた先のゾーンに入れる鍵を渡される。そのロイヤルゾーンに入ってみたが、洗い場にシャンプー石けんが備えられているのと、ドライサウナ、塩サウナ、水風呂、深いジェットバスがある程度で、このぐらいだったら別にあってもなくてもいいや、という感じだった。
それから、以前ここは水を沸かしただけの銭湯だったはずだが、いつの間にか温泉浴槽が設置されていた。アルカリ性単純泉との表示がある。これは通常料金410円のゾーンで入れる。お湯はごくかすかに白濁しているような感じ、無味、塩素臭あり。アルカリ泉というのにヌルヌル感はわからなかった。4要素の表示はないが、循環・消毒ありは確実であろう。露天風呂は薬湯になっていた。他にジェットバスやスチームサウナもあった。
★★☆☆☆ 温泉としては全然イケてないレベル。★2つ。
ところで、そもそもここがなぜ「渚の湯」というのか知らなかったが、その理由が施設のロビーに記されていた。時は平安時代、皇位争いに敗れて文芸にいそしむ惟喬親王の別荘「渚の院」がこの近くにあったのだとか。親王と関わりのあった在原業平があの有名な「世の中にたえて桜のなかりせば 春の心はのどけからまし」の歌をこの渚の院あたりの桜を見て詠んだのだとか。そういえば御殿山駅に渚の院跡を案内する看板があった。
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