那覇半日観光 入門編
今日一日はお休みをもらって観光。ただ、飛行機が昼過ぎの便なのであまり遠くへも行けないし、たくさんも回れない。というわけで、月並みではあるが首里城を見に行くことにした。ゆいれーる首里駅から歩くこと10分少々、2000円札で有名(あまり見かけないが)な守礼門が見えてくる。外から眺めるだけなら無料でいいが、せっかくなので料金(800円)払って中に入ってみた。ゆいれーる一日乗車券を持っていると20%割引で640円。
首里城は世界遺産にはなっているものの、建立当時のままというわけではなく現代になって復元されたものだ。いわゆるレプリカにはなるが、それでも当時の様子をなるべく正確に再現するよう努力されたようで、非常に良くできている。展示物を見て回って強く感じたことは、ここは日本ではなく外国だった、少なくとも明治12年に沖縄県が置かれるまでは日本史とは違う歴史が流れていたということ。もっと琉球の歴史をよく知る必要があるだろう。
続いてすぐ近くにある玉陵(たまうどぅん…ってとても読めないが)を訪れる。賑わう首里城に比べると地味だがここも世界遺産。歴代琉球王のお墓だ。ひっそりとした佇まいだが、ここも沖縄戦でかなり荒れてしまい、一部は戦後に修復されたものだそうだ。ここにも戦争の傷跡があった。
さらに歩いていって金城町石畳道を通る。日本の道百選にも入っているとかで、石畳の階段、坂道がずっと続いている。特にこれといった店があるわけではなく、両脇は普通の民家なのだが、趣がある。
ちょっと道を外れたところに大アカギがあった。となりのトトロに出てきそうな風景だ。
またしばらく歩く。暑くて半袖一枚で十分だ。泡盛の銘柄で有名な瑞泉酒造の本店がここにある。工場見学をさせてもらったうえに試飲もできる。一番度数の高い酒に至っては50度もあるのだが、飲んでみると確かにアルコールはキツイがまろやかな感じがする。これが長年寝かせた古酒のよさなのだろう。
首里を後にして一旦牧志で降りて再び国際通りへ。牧志公設市場の二階で昼食。1000円の刺身定食を注文したら、お造りがてんこもり。さすがは市場に近いことはある。というわけで初めてで半日にしては上々の観光を終えて那覇を離れた。また機会があれば是非行きたいものだ。
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