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北白川天然ラジウム温泉

080713_1祇園祭でごった返す四条周辺を抜け出し、志賀越道をひた走る。この道は、京都市内碁盤の目の区画にあってこれを不自然に斜めに貫くような道になっている。昔からある、京から滋賀方面への街道筋の跡だ。

途中からは「山中越え」という名称になる。山に入るとカーブが多く、道幅も狭く、走るのには余り快適とは言い難い。脇を流れる白川が清涼感を醸し出すのがせめてもの救い。

080713_230分少々走っただけで目的地に着いてしまった。ちょっと距離が短すぎたか。本日の温泉は「北白川天然ラジウム温泉」。環境庁・運輸省許可、ってここではまだ中央省庁再編が及んでいないらしい

値段は日帰り入浴で1450円とかなり高め。本来は旅館のところを入浴のみもやっている、と言う感じだ。

080713_3ラジウム温泉ということで、色、においには何の特徴もなし。浴室が2つあって、片方は窓が開け放てる半露天風呂、片方は窓が開かない浴室になっていた。ラジウム浴の効果を得るには窓は開けずに蒸気もこもらせた方がいいのでそのように分けているらしい。

が、いずれにしても浴室が狭い。またシャワーの水量もいまいちだし温度調節も鈍い。これだけの料金取っておいてこの設備かよ、と文句も言いたくなるところだが、スーパー銭湯と比べても致し方あるまい。

このお湯の特徴は飲んでも体によいということ。で、飲んでみたが、やはり味も何も特段変わった感じはしない。ちなみにこの旅館には水道が来ていないそうで、飲料水から何から全てラジウム温泉から湧いたものを利用しているのだとか。ここのお湯(というか源泉は温度低いので水だが)を汲んでご飯を炊いたりお茶を沸かすとおいしいと言って持ち帰る人が多いそうだ。ふうん、そんなもんかねえ。

★★★☆☆ ラジウム泉は評価がわからん。とりあえず★3つ。

帰りは1時間に1本しかないバスで下る。整理券を取らされたが、結局均一区間と同じ220円で四条まで行けた。

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