箱根八湯
関東温泉紀行も旅行としてはこれが最後となりそうだ。目指すは箱根。ロマンスカーに乗りたいから、というこれまた目的と手段がひっくり返っている思いつきツアーだが、入る風呂はそれなりに事前に吟味してみた。(鉄道関係は別項にて)
まずは箱根湯本から2km弱程の箱根旧道沿いにある、「かよい湯治 一休」。同じ資本系列で「天山」という施設の方がメインのようだが、ここはその別館でお風呂だけ、という施設だ。日帰り入浴1000円。11時の開始時間と同時に乗り込んだので、空いていてよかった。また、露天風呂から早川の流れが見渡せる。お湯も源泉掛け流しということで素晴らしい。
次に箱根湯本から箱根登山鉄道に乗り宮ノ下で下車。宮ノ下温泉郷にある太閤湯を訪れた。ここは地区の運営ということで入浴料何と300円(安!)。ただし、本当にお風呂だけという施設で、別府の外湯(あれは100円だが)を思わせる雰囲気だ。お湯は透明だが硫黄のにおい。おそらくこれも掛け流しではなかろうか。これはこれでまた素晴らしかった。
さらに登山鉄道で終点の強羅まで進める。1時を過ぎてしまったので、駅前の「大和」というお店でお昼ごはん。海老天丼をいただいた。1600円。うまかった。
強羅の温泉郷は日帰りというよりも宿泊施設が多いようだ。3軒目に訪れたこの「まとい荘」も、本来は神奈川県消防団の保養所。しかし日帰り入浴もやっていて、消防団とは無関係の者でも利用可能。フェイスタオル1枚くれて600円は非常に良心的だ。
お湯は白く濁って硫黄のにおい。ぬめりはない。源泉100%、加水なし、加温なし、循環濾過消毒なしと、天然温泉としては文句なしのお湯だ。これは大当たり。
続いて強羅の「文の郷」を訪れる。ここも本来は文京区民の保養施設ということだが、無関係でも利用可能。ここは入浴料1000円。岩風呂のようになっていた。お湯は透明で硫黄のにおいがする。ここもなかなかよかった。
帰りの電車の時間が気になったのであまり長居できずそそくさと立ち去ることとなった。
箱根湯本まで戻り、予約した復路のロマンスカーまではまだ時間があったので、駅前をぶらり。すると行列ができていたので並んでみると、できたての温泉饅頭を売っていた。1ついただく。何だかぶらり各駅停車の旅みたいなノリになってきたぞ。
帰りのロマンスカーでは、小田原名物笹かまをアテにビールをかっくらった。めでたしめでたし。
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コメント
強羅 これも難読駅ですねぇ。
今晩は たけしたです。
ロマンスカー どうでしたかぁ?
連接構造のん。
登山鉄道もまだ乗ったことがないもんで。
走ってるのを見ながら走ったことは
ありますが 箱根駅伝のコース坂がめっちゃきついですねぇ。
ではでは
投稿: たけした | 2008/03/21 20:03