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そうだ 鬼怒川、行こう

川治温泉気まぐれ温泉紀行、今回は鬼怒川温泉を訪れることにした。単にJRから直通で乗り入れている特急スペーシアに乗りたかったからという動機で、目的と手段を完全にはき違えている。

まず向かったのは、鬼怒川温泉を少し通り越した先にある川治温泉。しかし川治湯元駅で下車したのは2、3人。さらに駅から共同露天風呂「薬師の湯」をめざして歩くのは自分一人だけ。営業していないのかと不安になったが、たどり着くとそれなりに客はいた。

それにしても、この共同湯、川向かいのホテルから丸見えではないか。混浴となっているが、これでは女性客はいないだろう。…と思ったらお婆さんが入っていた(^^;。ちなみに女性専用の風呂もあるそうだ。

湯は澄んでいて温泉っぽくないが、一応源泉掛け流し(但し加温あり)とのこと。湯につかるだけなら300円。休憩所は有料で500円だがこちらは使わなかったのでどんな様子かはよくわからない。

道の駅・湯西川次に向かったのは湯西川温泉。といっても、本当の湯西川温泉は、湯西川温泉駅からさらにバスで30分ほど山奥に入らなければならない。それでは時間的に厳しいが、ありがたいことに駅自体が「湯の郷湯西川観光センター」として、道の駅でもあり温泉もある施設に最近なったそうで、そこの温泉を利用した。

入浴料500円、岩盤浴もセットだと1500円。せっかくなので岩盤浴にしてみた。初めて岩盤浴を体験したが、要するに石畳の上で寝て汗をかくサウナなのね。温泉はおそらく源泉掛け流しだと思われる。まだあまり知られていないのか、岩盤浴は貸し切り状態、温泉も空いていて快適だった。この値段でこの施設ならもっと賑わってもいいと思うのだが。まあ、車で来た人はもっと奥地の(本家)湯西川温泉や奥鬼怒温泉に行くわけだからわざわざここには入らないということだろうか。

ゆば豚まん道の駅なので食堂もある。そばをいただいたが、まあ普通か。ゆば豚まんがあったので食べてみた。これはうまい。300円はちょっと高い気もするが観光地価格だからしょうがないか。

鬼怒川公園岩風呂最後にようやく鬼怒川温泉に戻ってきて、市営の温泉施設「鬼怒川公園岩風呂」に入った。こちらも500円。ややくたびれた感もあるが、露天風呂もあってまあまあいい感じ。ただ、残念なことに、温泉は加水・加温・循環・消毒ありといわゆる「四重苦」状態。鬼怒川自体が湧出量が減っているそうなので仕方ないところか。草津と比べるのもかわいそうだ。

鬼怒川渓谷鬼怒川公園から鬼怒川温泉駅まで歩いてみた。ホテルや旅館が建ち並んでいるが、どうも趣というものが感じられない。日曜日の午後だというのに、そぞろ歩いている観光客の姿もほとんどない。温泉以外にも街をぶらぶら歩いて楽しめるようなスポットがもっとないと難しいと思った。

温泉饅頭を買ったら店のオバチャンがお茶を出してくれたので、ありがたくいただく。しかし、やたら話が長くて電車の時間に間に合わなくなりそうになったので逃げるように店を出た。

無事15:03発のスペーシアに乗って帰ることができた。先週の帰路は悲惨な目に遭っただけに、あっと言う間に帰れたという感じだった。

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