草津温泉は猛吹雪
朝起きてみると、雪はさらに積もっていた。雪に埋もれた車が動けず往生していた。
朝風呂に入るべく、一番近くの共同浴場「瑠璃の湯」へ行くが、わずか100mほどの移動でも決死の覚悟で踏み出さねばならない。
ランニングシューズだと雪まみれになるのは確実なので、レジ袋で覆って輪ゴムで留めて簡易ブーツ完成。
浴場はごく狭いシンプルなもの。お湯は透明だった。もちろん天然温泉100%掛け流し。こんな時間に訪れる人もないので独り占めだった。外の気温はマイナス10℃の地獄だが、風呂に入れば極楽。このギャップがおもしろい。
宿には朝食がないので、9時から開いている大滝乃湯を目指す。しかし時折の猛吹雪で視界がきかない。下手すりゃ遭難しそうだ。車もスリップしまくりで大往生。ようやくたどりついたのに、入り口の除雪中で、まだ開店の目処が立たないと。何てこった。仕方ないので近くのペンション「五郎次」のモーニングセットを頼む。
10時から湯もみの公演があるので行ってみると、今度は悪天候のため本日休演だと。何てこった。一番メインとなるイベントなのに。仕方ないので再び大滝乃湯に行ったら今度は開いていたので、たっぷり湯につかった。
昼飯はバスターミナル近くの「大信」で舞茸そばをいただく。うまかった。
で、バスターミナルまで着いてみると、えらいことになっていた。積雪のため道路は大渋滞、バスの到着が遅れているので出発も遅れ、特に軽井沢行きや長野原草津口行きはバス待ちの行列がターミナルの中を埋めつくしていた。自分は1時発の新宿行きのバスを座席指定で予約済みなのだが、到着便が遅れているので出発もいつになるやらわからない。
結局1時間遅れで出発。しかし、車列は全く動かない。街から3kmまでのところが混んでいて、2時間かかるという話だったが、3時間経ってもまだ渋滞。仕方ないので携帯であちこちのページを見たり書き込んだり。
峠のところで片側交互通行を行っており、これがネックとなっているようだった。そこを抜けるとようやく車が流れ始めた。しかしもうとっぷりと日は暮れていた。その頃には携帯の電池が尽きてしまった。
下道も結構長い。関越道に入って上里サービスエリアに着いたのが9時頃。練馬に着いたのは10時半頃だった。8時間以上かかったことになる。
それでも、今回不幸中の幸いだったのは、当初24(日)日帰りで行くつもりだったのを、直前になって急遽23(土)出発の一泊二日に変えたことだった。もし日帰りのままだったら、行きも帰りも延々バスの中で風呂にも入れなかったに違いない。
というわけでまた機会があれば行ってみたい。でも行くとすれば夏の方がよさそうだ。
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