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メディアによる伝染と人間力の低下

連日報道される、いじめによる児童・生徒達の自殺。いじめ問題をどうするかは一朝一夕には論じ尽くせるものではないので後に譲るが、一つ気になるのはメディアが集中して取り上げることでかえって自殺を誘発していないかということ。

以前にも、ネットで知り合った他人が集団自殺という報道があったときに続けざまに起きていたが、今はどうなっているのか。飲酒運転問題だってつい先日まではあれほど取り上げていたのに今はどうか。文部科学省あての自殺予告文もおそらくは報道されなければあれほどたくさんは寄せられないはずだ。何だか、メディアに集中報道されること自体、一種のいじめなのではないかとさえ思えるほどだ。

それともう一点気になるのは、いじめ問題や子供虐待に共通してみられる、人間力の低下。いじめる側、虐待する親は「これはやってはいけない」という感覚を確立することなく育ってきてしまっているのではないか。自分の思い通りにならないこともある、自分の気に入らないことも起きるし気に入らない人もいる、それでも社会の中で共に生きて行かねばならないのだ。そのことを身につけないまま育った人が親となり、その子がよしんば虐待を逃れたとしても、ちゃんとしつけてもらって「人間力」を身につけることがどうして期待できようか。

負の再生産が蓄積されているのではないかと深く憂う。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
ブログ、見てくれてたのですね。
洞察力、文章力がないもので、こういう話はできるだけ避けていたのですが、うれしいけれど、チョッピリ恥ずかしいです。(^^ゞ

子供たちだけでなく、いじめは大人社会でも歴然と存在していて、それだけ根深い問題です。
極端な話、諸問題の当局に対するマスコミの加熱報道そのものが、いじめに映ってしまいます。

投稿: けんあん | 2006/11/15 10:03

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