嗚呼降格の冥王星
物議を醸していた国際天文学連合総会での「惑星」の定義騒動、気が付けば今度は冥王星を惑星から降格させ、太陽系は8惑星とする案にかたまりつつあるのだとか。
確かにこの定義の方が科学的にはしっかりしている。そもそも冥王星自体がかなり怪しげな存在だったのだ。発見された当時はエッジワース・カイパーベルト天体(EKBO)なんていう概念すらなかったのだが、今となっては冥王星はどう見てもEKBOの一種だろう。いま冥王星に向かっている探査機がその辺を明らかにしてくれることを期待する。
科学的にはすっきりだが感傷的にはどうなんだろう。小惑星セレスは星占いには入ってないのだが、冥王星はしっかり入っているしなぁ。科学的定義としては惑星降格だが、○○星の呼び名だけ名誉として残すと言う感じだろうか。
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コメント
どうもです。
ニュースで結果を言ってましたが、降格に決定したらしいですね。
「冥王星だけは特別」ってしといても良いと思うが、そういうもんでもないのかなあ?
投稿: ひらの | 2006/08/25 00:59
私、さそり座の生まれなので、守護星は冥王星だったのですが、どうしてくれるんでしょうか(笑)。最も、占星術学会(?)のほうでも、メジャーな太陽系天体(それこそ12惑星論なんてうってつけ?)を占星術上の惑星として扱おうという動きもあったみたいなので、まあ解釈の仕様でしょう。
冥王星の外にさらに巨大な「悪魔星」が回っていて、これが反物質でできているというSF(「2001夜物語」/星野宣之)もありましたね。
投稿: saru | 2006/08/27 08:04
訂正です。星野「之宣」さんが正解です。失礼しました。
投稿: saru | 2006/08/27 12:20
コメントほったらかしですんませんでした。
ひらのさん:
冥王星、発見当初は特別でしたが、その後の科学的分析によるとどうも特別ではなくなってしまったのが話がもつれる原因のようですね。
saruさん:
コメントありがとうございます。占星術に使う星は必ずしも科学的定義の惑星と合致する必要はないのかもしれませんね。
そもそも惑星でない「月」は太陽に次ぎ重要ですし、彗星の登場なんかも昔は凶事として恐れられていたぐらいですから。
投稿: くりりん | 2006/08/29 22:36