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ガザ撤退

イスラエルの占領地域、ガザ地区からイスラエル人入植者を急ピッチで退去させようとしている。それもイスラエル政府・軍の手によって。意外なように見えるが、裏を返すと、ガザ地区からは撤退する代わりにヨルダン川西岸地区は絶対譲らないという駆け引きの材料にされているようだ。

報道されているところによれば、強硬な入植者が未だに立てこもっており、軍や警察から強制的に退去させられ嘆き叫ぶシーンも見られるようだが、これは同情に値しない。なぜなら40年ほど前に全く同じやり方でイスラエルがパレスチナ人らを追い払って占領したのだから。その時のパレスチナ人の気持ちが痛いほどわかったことであろう。

それにしても、イスラエル人、というよりユダヤ人の宗教的信念ともいえるこの地への執着、そして選民思想にはやや辟易させられる。もちろん信教の自由、思想の自由は大いに認められるべきだ。しかし、それを実際の行為に移して良いかとなるとまた話は別だ。しかもそのことが他の人の自由や幸福を制限することになるのならなおさらのことだ。

百歩譲って、彼らの言う「約束の地」に戻ることを認めるとしても、既にその地を時効取得しているともいえるパレスチナ人たちが、十分満足して暮らせるだけの肥沃な土地と迷惑料を対価として支給することが最低限の条件だ。それをしないのなら、彼らの言う「審判の日」まで待つべきだ。そうすれば選民である彼らだけが生き残るというのだから、誰かを追い出すという必要もあるまい。

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