ゴールド・ラッシュ2
アテネオリンピック・女子マラソンは圧巻だった。既にあちこちで詳しい話は紹介されているだろうから省略するが、リアルタイムで見てよかったと思わせる内容と結果だった。正直、中間点までは半分居眠り状態だったが、25km以降、目が離せなくなった。野口のスパートはちょっと早すぎたのではないかと思ったが、結果オーライ。暑い中、苦しい上りで引き離すという度胸は大したものだ。最近得意だったはずの上りで途中息切れすることがしばしばの自分も見習わなければならない。
さて、以前にも今大会の金メダル獲得が多いとコメントしたが、驚くべきことに二桁突破はおろか史上2番目の記録であるミュンヘン大会の13個にも肩を並べてしまった。これについても各方面でいろいろコメントがあるだろうが、ようやく日本のスポーツ界も、昔の精神論・根性論一辺倒、指導者全知全能絶対主義のくびきから脱却したのだなというのが大きい。既に現役選手はそういう萌芽があったが、今ここへ来て旧い考えを信奉する指導者層がようやく絶滅したのであろう。また、個々の選手たちが、周囲の異様なプレッシャーを超越するだけの自我を持ち始めたことも大きいだろう。
ただし、オリンピックでの成功がかならずしも個人としての幸せを約束しないのもまた事実。東京オリンピックの円谷選手のドキュメンタリーを見ていろいろ考えさせられた。今回のアテネオリンピックで成功を納めた人も、そうでなかった人も、さらにはオリンピック出場すら果たせなかった人も含む全てのアスリート達の今後の人生に幸あることを願わずにはいられない。
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