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テロとはそういうものだ

イラクの邦人3名捕らわる。しかも、丸腰民間人で、自衛隊派遣には反対の立場だったというから皮肉にも程がある。

犯行グループのやり口は卑怯残忍この上ないが、それがテロというものである。まともに戦って勝てない相手に対し、ゲリラ的に、特に弱い者に目を付けて、無差別的に襲いかかる。イスラエルで頻発する自爆テロもそうだし、スペインで起きたこともまた同じ。イラク国民のためという正義面かざしたところで、何の盾にもならなかったということだ。

それにしても日本政府は苦境に立たされた。今更自衛隊を引くわけにはいかないし(引いたところで3人が無事還れるという保証はどこにもない)、かといって強硬策で打開する手段も持っていない。結果論にはなるが、自衛隊を出したことは戦略的には失敗だった。いや、更に言うなら、米国(というかネオコン)につき従い運命を共にするという選択をしたのがそもそも失敗だった。のらりくらりと派遣要請をはぐらかしてジョージ君が落選するのを待つという手もあったのだ。

話は変わるが、この事件で一つ学んだことがある。イラクの地元でも、戦闘に巻き込まれて多くの無辜の住民が命を落としている。それもその多くが米国軍の誤爆によって。米国を特に恨んでいたとかテロで対抗しようとかこれっぽちも思っていなくても、である。テレビに映し出される、泣き叫ぶ遺族。彼らと同じ気持ちを、今我々が味わわされているということだ。

申し訳ないが今のところうまい解決策を思い描けない。ただひたすら3人の無事を祈るのみである。

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