ドクターイエロー

170214_1この日の前日に、東海道・山陽新幹線でドクターイエローが走ったとの情報を入手した。ダイヤにはいくつかパターンがあるそうで、その日は下りののぞみタイプだった。その翌日には必ず上りののぞみタイプで走行するということで、これを捕らえるべく新大阪駅へ向かった。たまたまぐずって保育所に行かなかった長男を連れて行った。

webで調べたダイヤでは、新大阪に12:54着とのこと。何番線かがわからなかったが、列車案内に「回送」と表示される列車に違いないとあたりを付けて25番線ホームへ。すると、同じ目的と思しき親子連れがいる。


待つことしばし、ついにドクターイエローがその姿を現す。動画でも記録。

170214_2上り列車の先頭停車位置は、ほぼ16号車が停まるところと同じ。編成が短いので中程になるのかと思ったがそうではない。

170214_3子供も入れて記念写真。同じようなことをする親子連れ多数。それも多くが母親と子供。これらがいわゆるママ鉄・小鉄だ。

170214_4後ろの方へ移動して車台番号も確認。923-3001との番号、JRのエンブレムが青色なのでJR西日本の所属だろう。このドクターイエローは、正確に表現すると、新幹線電気軌道総合試験車900系923形3000番台T5編成、ということになる。

170214_5子供たちだけでなく、たまたま居合わせたと思われる大人の乗客も、珍しそうにカメラを向ける姿が多数。そりゃあ、狙ってるなら別だが、偶然見かけるのは困難だろう。私も、これまでに偶然でも見かけたことはない。(正確に言うと、乗っているときにすれ違ったやつが黄色だったかな、ということは一度あったが)


ドクターイエローは、しばらく新大阪駅に停車したのち、鳥飼基地に向かって出発していった。スマホのカメラを向けるママ鉄と手を振る子供たちの姿も含めて動画に収める。

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渡し舟マラニック(後編)

170211_11前編からの続き。大阪市内とは思えないさびれた無人駅が現れた。南海電車汐見橋線の木津川駅だ。

170211_1230分に1本しかない南海電車が走ってきた。一応電化・複線である。ごくわずかだが乗客も乗っている。

170211_13終点の南海汐見橋駅。

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汐見橋駅の料金表。これを見ると汐見橋線は盲腸線のようだが、実はもともと南海高野線はここが起点で、南海本線と岸里玉出でクロスしていたのだ。地図を見ると一目瞭然。

170211_15大阪ドーム近く、千日前通りが木津川を渡る大正橋のたもとに、津波被害の慰霊碑があった。後で調べると大地震両川口津浪記石碑という文化財にもなっている史跡のようだ。この石碑のほかに、江戸時代にあった津波被害を記した案内板が掲げられているが、書き起こすのも大変なので、これについて詳しく案内しているブログ記事があったので、そちらへリンクさせていただくこととする。

(十三のいま昔を歩こう:「大阪にも大津波・安政大津波(浪)碑」へトラックバック)

170211_16アーチ形の水門が現れた。一般的な水門では、巨大なかまぼこ板をギロチンのように落として閉める形状になっているが、この水門では開いた状態はアーチ形の板が上に凸になっており、それを横倒しにすることで閉まるようになっている。さあ、果たして南海トラフ巨大地震の後にこいつらは無事動いてくれるのか。

他にも、今回のマラニックではいくつもの防潮堤を横目にしてきたが、それらも地震の後は建てつけがズレて閉められなくなるものが続出するんだろうなあと懸念される。また、海抜0mはおろかマイナス2mほどの一帯もあり、地震の後はとりあえず高いビルに逃げるしかないのだろう。

170211_17この日2回目の渡し舟。甚兵衛渡船場。距離も短くすぐ向こうに対岸が見えている。自転車で利用する地元民多し。


170211_18かつて大阪環状線方面から大阪港各工場へ向けて引かれていた貨物線の廃線跡があった。まだ線路が残っている。線路脇は家庭菜園になっていた。

170211_19さらに先の方まで来ると、線路も残っていないが、「無線切替」という看板が残っている。ずっと前方には大阪環状線の高架も見えてきた。

170211_20かつてガード下だった部分の、ガードがなくなって、両端のコンクリート壁だけが痕跡となっている。

170211_21廃線跡が環状線の線路に合流するところ。駅でいうと西九条付近。外回り線だけが高架となっており、そこをくぐって外回り線と内回り線の真ん中に入り込むようになっていたのだ。今見ればこの箇所が高架になっている意味が不明だが、かつては意味があったわけだ。

170211_22なぜかC57が展示されている会社があった。一般開放はしていないので、外のガラス窓からのぞき込むだけ。

170211_23安治川トンネル入り口。エレベーターで地下道に降りる。ここは以前にも通ったことがある。あとはゴールのT氏宅までひた走って今回のマラニックはほぼ終了。

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渡し舟マラニック(前編)

170211_01建国記念の日の休日、T氏主宰の渡し舟マラニックに参加した。すごく寒くなる、各地で大雪警戒との気象情報もあったが、大阪市ベイエリアは晴れ。防寒もしっかりしていれば走る分には支障ない。

170211_02まずは天保山に到着。レゴブロックのキリンがお出迎え。

170211_03あまりにデカいので分かりにくいが、近づいて見ると確かにレゴブロックでできている。

170211_04岸壁になぜか人魚がいる。コペンハーゲンと姉妹都市だから云々という説明書きがあった。

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かつてレンガ倉庫だったところを改装して、クラシックカーの展示販売をしている。

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港大橋を望む。この橋は歩行者は渡れない。

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千歳渡船場という渡し舟もあるのだが、走った方が早いので橋を渡ることに。橋に上がる途中から千歳橋を臨む。

この後、ミスドの飲茶で昼ごはん。

170211_08千島公園の中に体操の具志堅幸司選手をたたえる碑文があった。

170211_09千島公園にある昭和山という山。かつて地下鉄工事をした際に掘った土を積み上げて作られた人工の山だそうだ。

170211_10ようやく本日最初の渡し舟、落合上渡船場に到着。
長くなってきたので続きは後編で。

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永遠の0(ゼロ)

Zero百田 尚樹 著、講談社 刊。

(版元の紹介文より:)「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」。そう言い続けた男は、なぜ自ら零戦に乗り命を落としたのか。終戦から60年目の夏、健太郎は死んだ祖父の生涯を調べていた。天才だが臆病者。想像と違う人物像に戸惑いつつも、1つの謎が浮かんでくる――。記憶の断片が揃う時、明らかになる真実とは。(ここまで)

「探偵!ナイトスクープ」の放送作家としても有名な百田氏は、小説作家としてもヒット作を連発しているが、そのデビュー作がこれ。今更、遅ればせながらで読了。

「必ず生きて帰る」「命を失いたくない」。当時の帝国海軍パイロットとしては異例の意思を持つ、主人公の実の祖父・宮部。主人公は、祖父のかつての戦友達に次々とインタビューしていくが、片やいつも臆病で周りを気にしてばかりいた、まともに戦おうとしていなかったという証言があるかと思えば、一方で操縦技術はずば抜けていた、ひとたびドッグファイトとなれば無敵だった、僚機を一度も失うことなく、何度も命を助けられた、理不尽な上官には昂然と異論を唱えた、など、矛盾する人物像が錯綜する。複数の伏線が最後には主人公のルーツにも関わって一つとなり、真相が明らかに。

家族への愛を貫いたある一人の戦闘機パイロットのドラマ。一見するとそうにも見えるが、私の思いはもう一つ別のところにある。筆者は、劇中で主人公やその姉に語らせているとおり、当時の軍部首脳の作戦立案の無能さ、人命軽視の風潮、官僚主義的な発想による組織の機能不全、これらを痛烈に批判しているのである。更に言えば、現代社会でも、この時と同じことが平然と繰り返されているだろう、という強いメッセージだと受け止めた。

振り返っても見るがいい。業績をよく見せんがために、会計書類の改竄を平然と行う企業、商品のカタログ数値の偽装を行う企業、社員を残業漬けの勤務に就かせ、自殺者が出ても迷惑なことが起きたぐらいにしか考えていない企業。戦時中の話ではなく、どれもつい最近の話である。民間でも役所でも、トップ・幹部のええカッコしいやメンツのために立案された無駄な作戦・目標によって、振り回されるのはいつも末端の兵隊である。

かつて不景気によるリストラの嵐が吹き荒れた。それによってV字回復を遂げたともてはやされた企業や、コストカッターと崇められる経営者もいたが、会計の基本を知っていれば、リストラして一時的に会計状況がよく見えるのは当たり前のことである。しかし、クビを切られた従業員の持つ技術が海外に流出して、我が国の技術的優位性を揺らがせ、また、賃金カットや非正規雇用で低収入にあえぐ労働者は、当然余計なモノを買わないので国内消費は冷え込んだまま、いつまでたっても景気が回復しない。一企業の業績を糊塗するがために国全体は傾く。業績悪化は、兵隊の働きが悪いからではなく、経営者たる将校が無能だからだ。斬るべきは兵隊のクビでなく、将校のハラであるのだ。

一方で、兵隊たる労働者に対しても痛烈なメッセージが投げかけられていると思う。祖父・宮部の言動は、人間としてごくまっとうな感情だった。しかし、当時の社会ではそれが異端の扱いを受ける。今の社会でも、理不尽なまでに要求される仕事量の多さ、サービスを含む残業時間の多さ、家庭にも影響するような無体な異動命令などにあふれているのではないか。にもかかわらず、それはおかしい、と昂然と反発する機運はほぼ皆無である。端的に言うならば、昔特攻、今社畜である。おいお前ら、本当にそれでいいのか、との声が、この小説から発せられているのだと感じた。

なお、劇中に出てくるエリート新聞記者については、筆者の最近のSNS等での過激な発言等を見ていると、ああなるほどねと合点のいく役回りであった。その思想、是非についてはいろいろ厄介な問題をはらんでいるので、今回の記事ではあえて触れないでおくことにする。

それにしても、主人公の年代はだいぶ自分に近いところだと思われる。私の祖父は父方・母方ともに出征したそうだが、父方の祖父は自分が小学生低学年ころに、母方の祖父は高校生ぐらいのころに亡くなっており、大人となった状態で戦争の実体験を聞くことはないままに終わってしまった。実は、父方の大おじが100歳ぐらいまでの長命で、十分話を聞ける可能性はあったのだが、シベリア抑留を経験しており、周囲にも経験談を話したくない様子だったそうなので、これも聞けないままだった。小説内では終戦後60年だったが、今や70年を超えてしまった。そのとき大人だった人の話を実際に聞ける機会は、ほとんど失われようとしている。

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高槻シティハーフ2017

1740122_1昨年に引き続き、今年も高槻シティハーフマラソンに参加。ただし、申し込もうと思い立った時点で既にハーフマラソンは定員超過だったので、10kmにエントリーした。会場近くの実家に子供2人を預かってもらって、5kmエントリーの相方と共に会場へ。

この日は曇り時々雨、風はさほどでもないが時折小雨がぱらついて寒い。10kmのスタートは、ハーフ以降チャレンジ欄、5kmの各スタートを見送ってからとなるので、競技場で待たされる時間が一番長い。スタートブロックは40分以内で走る人、50分以内で走る人、といった項目で分けられており、ここは無理せず50分以内を選択。寒いこともあり、ゆっくり走りながらウォーミングアップで徐々にペースを上げることにした。

1740122_2それでもキロ4分を切るペースまでは上げられず、42分46秒でゴール。ラストもかなり上げたつもりが、それでも2人ぐらいに抜かされた。気分としては、登場当初こそ無敵を誇った零戦が、次第にグラマンやらシコルスキーやらのライバル機台頭で次第にロートル機となっていくようなものか。

1740122_3今回ちょっと改善かなと思われる点は、荷物を入れておく用の大きなビニール袋と、ゼッケン番号が書かれたシールが配給されたこと。これまでも荷物預かりはなく、体育館の中などにむき出しで荷物を置くしかなかったのだが、この袋があれば多少の心理的なバリアにはなるだろう。もちろん、それでも貴重品はウエストポーチに入れて走るのではあるが。

ゴール後は晴れていたが、その後すぐにまた雨が降ってきて寒くなる。早々と会場を後にして、実家の風呂で体を温めた。かつては、当たり前のようにレース後は打ち上げ宴会だったものだが、その機会もめっきり少なくなくなった。

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金の豚

170118_1この日の午後の用務先に向かう途中に、ラーメン店があることをリサーチしたので、昼ご飯に立ち寄った。近鉄十条駅の近く、油小路十条下ル西側にある、「金の豚」という店。同名でたくさんある豚肉しゃぶしゃぶのチェーン店とは無関係のようだ。

店内はカウンターとカウンター的な使い方の大机に、テーブル席2つ。基本お一人様向けというレイアウト。昼時と言うこともあり、たくさん客が入っている。

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ラーメンとチャーハンのセットを注文。客が多い割には比較的待ち時間も少なく出てきた。スープは豚骨醤油で濁りがないタイプ。麺は細めのストレート。いわゆる京都ラーメンの王道を行く感じである。トッピングは薄めで大きいチャーシューと、メンマ、刻みネギ。卓上にに出された辛ニラ味噌を入れるとさらにワイルドな味わいに変化。

チャーハンはスープと同じダシを使っているのか、ほんのりうまみと甘みを感じることの出来るこれまた秀逸な一品。なるほど、ひっきりなしに客が訪れるだけのことはある。

チャーハンセット 950円

メール会員登録をすればセット料金が100円引だそうだが、そこまではせず。

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録画用HDD

170117家のテレビ(東芝レグザ)で録画に使っている外付けのポータブルHDDから、時折カラカラと嫌な音が出るようになってきた。さすがにそろそろ寿命だろうということで、新たに外付けHDDを買った。家電大型店の某E社の店頭でカゴ売りしていた、BUFFALO HD-LC2.OU3-BKD 2.0TBを8,618円(税込)で購入。ずいぶん安くなったものだ。

ポータブルHDDに比べると、だいぶでかく、重く、そして電源が別途必要というのがうっかりしていたが、繋いで認識させることは難なく終了。これまで全部で10時間そこらしか録画できなかったのが、一気に200何十時間も録画可能となった。まあ、どのみち録るのは子供用のアニメ(きかんしゃトーマスとアンパンマン)、それといくつかのバラエティ番組程度なのだが。朝夕に見るニュース番組以外は、ほとんどがタイムシフト視聴というこれまた今時の視聴者である。そもそも、そこまでして見たい番組というのがほとんどないし、見る時間も無い。

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お宮参り2017

170109次男坊も無事生後1ヶ月が経過したので、近所の神社でお宮参りをした。長男のときとは近くではあるが別の神社である。長男が産まれてから今の家に引っ越して、より近い方の、初詣でもお世話になる神社。こじんまりとした社だが、ちゃんと拝殿の中に10名程度は収まって祭事ができるような部屋になっているとは知らなかった。結構若い宮司さんにお祓いをしていただいた。

ちなみに今回も男の子なので額に「大」の字(女の子の場合は「小」)を書いているのだが、この習慣は全国的ではなく、関西などの地域限定的な風習だそうだ。昔々は「犬」とか「×」とか書かれていたそうだが、それはちょっとかわいそうだな。近年流行りのトランスジェンダーなら「中」とでも書くのか。プロレス漫画なら「肉」とか。脱線失礼。

その後、長男のときにもお世話になった、そして毎年の結婚記念日にも記念写真を撮ってもらう写真屋に向かう。しかし、よりによってこの日は写真屋さんが1年で最も忙しい成人式の日。奇跡的に予約が取れた理由は、ちょうど成人式の式典が行われる10時から12時の間は、新成人本人が出席しているためにぽっかり空いていたからだそうだ。次男だけのワンショットならまだしも、家族全員でのショットとなると、子供二人がまともに撮れている瞬間をそろえないといけないので、何枚も撮りまくったうえで何とか選ぶことができた。

写真屋さん曰く、2人目以降の子供は写真の数が極端に少なくなるから、意識してなるべく多めに撮ってやってとのことであった。

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死都日本

Shitonippon石黒 耀 著、講談社 刊。

(版元の紹介文より:)西暦20XX年、有史以来初めての、しかし地球誕生以降、幾たびも繰り返されてきた“破局噴火”が日本に襲いかかる。噴火は霧島火山帯で始まり、南九州は壊滅、さらに噴煙は国境を越え北半球を覆う。日本は死の都となってしまうのか?
火山学者をも震撼、熱狂させたメフィスト賞、宮沢賢治賞奨励賞受賞作。(ここまで)

だいぶ以前から読もう読もうと思いながらその機会がなく、ようやく先日読了できた。SF小説では小松左京氏の「日本沈没」があまりにも有名だが、それよりも破局的噴火へと至る科学的メカニズムや火砕流、火砕サージの動き、ラハール(火山噴出物による土石流)などの説明が実際にありそうな精緻な描写なので、どんなホラーよりも戦慄を覚える内容だった。主人公らの逃避行がダイ・ハード過ぎるとか首相のK作戦とかがスマートすぎるというツッコミを補って余りあるSFパニック小説の傑作である。著者の本業は医師だそうだが、あまりにも衝撃的な内容が、実際の火山学者にも影響を与えたというのもうなずける。

小説内の個々にコメントしても切りがないので、個人的に感じたことをつらつらと。霧島連山や阿蘇山は実際に訪れたこともあり、その雄大な景色や豊かな温泉など数々の恵みを満喫したのだが、いざ噴火となると、かくも豹変するものなのだと恐れ慄いた。まさに神の意思を感じる世界だ。小説内でも、度々に古事記と火山の関連性について言及されているが、実はかなり当たっているのかもしれない。個人的には、旧約聖書の最初のくだりだって、まさに宇宙誕生・ビックバン以降の流れを示唆しているものと考えている。後の人々には理解しようがないので、神話にして語り継ぐしかなかったのだろう。

そうした先人たちの思いも虚しく、今に至っても噴火や地震で命を落とすことはなくならない。58人が亡くなった2014年の御嶽山噴火ですら、既に記憶が風化しかけてはいないだろうか。このことでもう一つ思ったのが、誰かは忘れたがプロ野球選手で名バッターだった人の話していた内容である。曰く、ヒットを打つために、どのようなコースで投球が来るかなどをいつも考える一方で、頭の片隅には、もしデットボールが飛んできたらどう避けるかも残しておかなければならない、ということだ。

噴火や地震はいつ起きるか分からない。また、その規模が大きい程、そのための備えは特に費用面において現実的ではなくなる。でも、普段の生活もあるので、デッドボールが怖いからといってバッターボックスに入らない訳にはいかない。しかし、だからと言って常にヒットを打つことだけを考えていると、まさかのデットボールが飛んできても、避けられずに当たって死ぬ。災害への備えとは、そういうことではないのかなと思った。

最後に、これを読んでいると(日本列島の)土地にこだわることの虚しさを感じざるを得ない。地球にとっては鼻息程度の噴火でも、日本ぐらいの土地ならば軽く一瞬で無価値になってしまう。もちろん、そのような噴火は我々の一生程度では起きないかもしれないし、明日起きてもおかしくはない。土地を買う時点で、生きている間にはそのような噴火はない、という方に賭けているギャンブルなんだなと思った。出来ることなら、一生遊んで暮らせるだけの資金を得たうえで、超安定陸塊のオーストラリアあたりに移住したいものだ。バッターボックスに立たなくて済むのが一番だ。

(くりりんの問わず語り「『地震と噴火は必ず起こる』」にトラックバック)

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2017年・正月

170101_12017年は家族も1人増えて一家4人で迎えた。例年、おせち料理は近所のスーパーで買っていたのだが、今回はふるさと納税で愛知県小牧市の返礼品として、料亭「千賀」監修のおせち三段セットを昨年末にいただいた。何万円かの寄付が必要だが、実質負担は2000円となるので、これは非常にお得だ。他にもいくつかの自治体がおせち返礼をやっているようなので、今後は毎年渡り歩くのが習慣となるかもしれない。

170101_2元日恒例の高槻元旦マラソンには、私一人で赴いた。相方は風邪気味、長男は先日の東京ツアーでのダウンからようやく回復したばかり、次男はまだ産まれたばかりということで、それがベストな選択だろう。

今回は、川沿いの砂利道の荒れ具合が酷いということでコースが変更になっていた。いつもとは逆方向にスタートし、河川敷内の舗装路をしばらくさかのぼった後折返し、いったん川へ近い方に進路を振った上で、従前のコースに合流してスタート地点へ戻ってくる(ここでは折返しでなく周回コースとなる)という1周2.5kmのレイアウトだった。スタートを待っていると、上空をモーターパラグライダーが飛んで行った。

ランの方は遅くなる一方なので、最初はアップ代わりにゆっくり行って、1周ごとにペースを上げるビルドアップをやってみた。ラスト4周目はキロ4分切りを目指したがそこまで上がりきらず。全行程10kmでは43分13秒ほどだった。

元日は自分の実家で、2日は相方の実家で、それぞれ親族が集まっての夕食会は、今年も無事開催できた。長男の調子が戻ったのは幸いである。

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